お子さんがいるご家庭が新築一戸建てを購入する際は、お子さんの教育環境も気になるポイントの一つでしょう。
お子さんの将来を考えると、やはり教育環境が良いところで学ばせてあげたいですよね。
名古屋市では教育に力を入れており、文部科学省がすすめる公立の小学校と中学校が連携した一貫教育も行っています。
今回は、名古屋市が行う小中一貫教育についてご紹介いたします。
名古屋市が行う公立小中一貫教育とは?
小中一貫校育とは、文部科学省が2016年度から始めた教育制度です。
公立の小学校と中学校が連携し、小中学校の9年間を一貫したカリキュラムで勉強できる体制のことをいいます。
これまでも、学校行事や特別授業などで小学校と中学校が連携する「小中連携制度」はありましたが、普段はそれぞれ別の場所で学ぶことが一般的でした。
そのため、小中連携制度は小学生が中学校の雰囲気を知る良いきっかけにはなりますが、実際中学校に進学したらイメージと違ったという、いわゆる「中一ギャップ」を生み出すといわれていました。
そこで、このギャップを緩和させる目的としてできたのが、小中一貫教育制度です。
これにより学習指導要領の特例措置が施行され、小学校の授業で中学校の内容を先取りして指導できるようになりました。
名古屋市が行う小中一貫教育のメリットは?
小中一貫教育の最大のメリットは、生徒の中一ギャップが緩和されるという点です。
中学校への進学は期待と不安が半々だと思いますが、小学校からの接続がスムーズなので、必要以上の不安を感じることなく中学校へ進学できます。
また、コミュニケーションをとる年齢幅が広がるので、上級生は下級生の手本になろうと意識するようになり、下級生はそんな上級生に憧れの気持ちが強まったという報告もあります。
同学年だけのコミュニティだけでなく、他学年や他校との交流も深まるので、教育に力を入れたいご家庭におすすめです。
名古屋市が行う小中一貫教育を実際に取り入れている学校をご紹介!
現在、名古屋市で公立小中一貫教育を実施しているのは、笹島小学校と笹島中学校です。
笹島小・中学校では、体育祭や文化祭を合同で開催しており、中学生が小学生の補助をするなど一貫教育ならではの光景が見られ、保護者からも好評を得ています。
また、上級生にしてもらった優しい行動を下級生にもしてあげるなど良い影響がある点が胸に響いた、という保護者からの意見もありました。
笹島小・中学校は「広く・やさしく・元気よく」という校訓通り、幅広い知識と豊かな感情を育むカリキュラムが整っている先進的な学校です。
まとめ
今回は、名古屋市が取り組む小中一貫教育についてご紹介いたしました。
文部科学省が推進する小中一貫教育は、小学生から中学生へ成長する多感な時期のお子さんが、スムーズに学校生活が送れる新しい教育制度です。
これからの教育制度を担う先進的な取り組みで、お子さんも充実した9年間を過ごせることと思いますので、子育てファミリーの方はぜひ入学を検討してみてはいかがでしょうか。
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