中村区は愛知県名古屋市の西部に位置するエリアです。
都心部に近く、オフィスビルや金融機関が集まる経済中心の街となっています。
そんな中村区には、中村公園という歴史ある公園があり、様々な特徴があります。
今回は中村公園の歴史や見どころ、公園内にある豊國神社について詳しくご紹介します。
中村区内へ引っ越しを考えている方は、ぜひご参考ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら中村区にある中村公園はどのような歴史を持っている?
まずは中村区にある中村公園の歴史を見ていきましょう。
中村公園とは、豊臣秀吉と加藤清正ゆかりの地として知られる名古屋市中村区にある公園です。
名古屋駅から西に約2kmに位置し、面積は約6.37haの市営都市公園となっています。
特徴としては、純日本風廻遊式林泉庭園を持つ公園であり、桐蔭茶席や香りの園、フジの名所としても知られていることが挙げられます。
そんな中村公園は、明治18年(1885年)、豊国神社が創建されたことがはじまりです。
その後神社一帯を経営していた中村旧跡保存会が、県へ土地の無償寄付を申し出たことで、明治34年(1901年)に県議会で公園の設置案が可決されました。
園内は豊臣秀吉の馬印である、千成瓢箪にちなんだ瓢箪型の池や藤の花が整備され、日本庭園に面した茶室があります。
また、中村公園の愛称である秀吉清正公園の名のとおり、近隣には豊臣秀吉や加藤清正に関連した史跡が点在し、区民の憩いの場として親しまれていることが特徴です。
多くの歴史的な資産を有する、名古屋市を代表する公園のひとつであることが、中村公園の持つ大きな魅力といえるでしょう。
中村区に住むことで、戦国武将にまつわる史跡や歴史を存分に楽しむことが出来そうですね。
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中村区にある中村公園の見どころは?
次に中村区にある中村公園の見どころを見ていきましょう。
中村公園には多くの魅力があり、見どころ満載なためぜひ参考にしてみてください。
ひょうたん池や太閤池、関白池、ハス池
中村公園の見どころとしてまず挙げられるのが、和風庭園風に整備された池です。
ひょうたん池や太閤池、関白池、ハス池があり、もっとも大きなひょうたん池には、小さな中之島があります。
和風の水辺を楽しむことが出来るため、散策にもおすすめです。
茶室
ひょうたん池の北側には桐蔭(とういん)茶席、豊頌軒(ほうしょうけん)などの茶室があります。
桐蔭茶席ではお茶会を開催することが可能ですが、有料施設となるため利用時は中村公園事務所へ連絡が必要です。
友人や家族とお茶会を開くときは、ぜひ中村公園の茶室を利用してみてください。
ほまれの広場
見どころとして、ほまれの広場も外せません。
ほまれの広場とは、平成28年(2016年)より整備の行われていたエリアに誕生した広場です。
広場内には「大正天皇お手植えの松」や「初代中村勘三郎生誕記念像」などがあり、広々とした芝生のエリアでのんびり過ごすことが出来ます。
中村公園記念館
中村公園記念館も見どころのあるスポットで、中村公園を代表する歴史的資産となっています。
加藤清正の没300年を記念して、愛知県が明治43年(1910年)に迎賓館として建築したもので、当時皇太子だった大正天皇が休憩所として利用していました。
現在は茶室と同様有料施設となるため、利用時は中村公園事務所へ連絡が必要となっています。
華道の講習会や展示会などを開催する際は、ぜひ利用を検討してみてください。
中村公園文化プラザ
中村公園文化プラザも、見どころのひとつです。
1階に中村図書館、2階に秀吉清正記念館があり、3階には中村文化小劇場がある複合施設があります。
有料駐車場が西側にあるので、車での来園にも便利ですね。
・駐車場代
西側駐車場:1回300円、30分以内無料(24台+身障者専用1台)
遊具のある広場
中村公園には、お子さんが楽しむことが出来る児童遊具コーナーや西園があります。
児童遊具コーナーは公園の東側にあり、幼児向けの複合遊具や砂場が揃っているため、小さなお子さん連れにおすすめの場所となっています。
また、名古屋競輪場の西側に隣接した西園は、大きな広場やターザンロープが設置され、小学生以上のお子さんでも楽しむことが出来るでしょう。
日吉丸と仲間たちの銅像
豊臣秀吉は幼いとき、日吉丸(または日吉)と呼ばれていたと言い伝えられています。
中村公園内には日吉丸を中心とした5人の子供たちの銅像が設置されています。
豊臣秀吉が中村区にいたときの姿が見られる場所なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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中村公園内にある豊國神社とは?
最後に中村公園内にある豊國神社とはどのような場所なのか、詳しく見ていきましょう。
豊國神社とは、明治18年(1885年)に地元の有志らによって創建された神社です。
豊臣秀吉公の生誕地が荒廃されたことを嘆いた県令国定廉平氏の発令により、誕生しました。
農民から天下人となった豊臣秀吉公を慕う地元の人々や、その御神徳にあやかろうと、全国から訪れる参拝者から崇敬を集めていることが特徴です。
中村の大鳥居
豊國神社には中村の大鳥居という鳥居があります。
中村の大鳥居は大正10年(1921年)、中村区が名古屋市に編入されたことを記念して計画され、昭和4年(1929年)6月17日に起工、同年11月3日に竣工されました。
翌年の昭和5年(1930年)の元旦には、山車や花電車も繰り出す盛大な竣工式が執りおこなわれ、鉄筋コンクリート製の全長約24.5m、柱の直径は2.5mの大鳥居が完成しました。
完成当時は日本最大の大きさを誇り、2度の修築と再塗装を経て現在に至っています。
ご祈祷や御朱印
豊國神社ではご祈祷を受ける事や、御朱印をいただくこともできます。
ご祈祷は初宮参り、安産、厄除、交通安全(車祓)、家内安全、合格祈願、出世祈願、七五三参りなど、様々なご祈祷を受けることが出来ます。
御朱印は通常の御朱印のほか、3か月ごとに紙の色が変わる「季節の御朱印」、摂社「清正公社御朱印」があり、月次祭や太閤祭、元旦などの行事には特別御朱印をいただくことが出来ます。
授与品
豊國神社ではご祈祷や御朱印だけでなく、各種授与品も用意されています。
錦守(身体安全)、開運厄除守、学業守、交通安全守、安産守など一般的な各種お守りはもちろん、開運ひょうたん守、出世守、勝守、夢守など秀吉公にちなんだ授与品があるのが嬉しいですね。
豊國神社に参拝にきた証として、購入してみてもいいのではないでしょうか。
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まとめ
今回は中村区で引っ越しを考えている方に向け、中村公園の歴史や見どころ、公園内にある豊國神社について詳しくご紹介しました。
中村公園は100年以上の歴史を持ち、豊臣秀吉や加藤清正といった名古屋出身の武将ゆかりの地となっています。
中村区へ引っ越しする際は、ぜひ中村公園周辺の物件も検討してみてはいかがでしょうか。
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