愛知県春日井市は、通称「サボテンのまち」と呼ばれていることをご存知でしょうか?
実は種から育てる実生栽培の生産量が全国1位を誇るなど、サボテンは地域の特産品でもあります。
そこで今回は愛知県春日井市でマイホームの購入を検討されている方に向けて、春日井市が「サボテンのまち」と呼ばれている理由や歴史についてご紹介いたします。
「サボテンのまち」と呼ばれる理由は?春日井市の歴史について
春日井市でサボテンの栽培がおこなわれるようになったのは、昭和28年ごろからだといわれています。
きっかけとしては、春日井市のなかでも桃山地区は果樹栽培が盛んですが、ある農家が「緋牡丹(ヒボタン)」という種類のサボテンに魅了され、桃やリンゴなどを栽培する傍ら、副業としてサボテンの栽培を仲間内に提案したことから始まったと言われています。
緋牡丹は赤くて美しい色合いから人気のある種類ですが、当時は種から育てる実生栽培だと発芽率が悪く、種をアルコール消毒するなど手間もかかるため、高価な植物でした。
しかし消毒をおこなわずに発芽させる方法を編み出し、手間とコストの削減に成功しました。
また果樹栽培で培ったノウハウを活かし、竜神木(リュウジンボク)という安価な種類との接木を提案するなど、サボテンの大衆化にも貢献しています。
サボテンの生産量が増えた理由は、昭和34年に発生した伊勢湾台風がきっかけです。
当時台風によって多くの果樹が被害を受けましたが、サボテンの被害は少なかった歴史があり、そこから栽培主体をサボテンに切り替える農家が増えたといわれています。
それ以降市内ではサボテン栽培が普及し、平成18年におこなわれた「農林水産省作物統計調査」では、サボテン及び多肉植物の出荷量が全国1位となりました。
現在では長年の経験を活かし、全国でも珍しい実生栽培によるサボテンを生産しています。
春日井市で食用サボテンを食べてみよう!
ウチワサボテンという種類はメキシコで「ノパル」と呼ばれ、古くから食用として普及しています。
食用サボテンは野菜と果物の栄養素を併せ持ち、生活習慣病の予防や疲労回復などさまざまな効果が期待できる点が魅力です。
春日井市でも「サボテンを食べるまち」としてPRしており、学校給食にもサボテン料理が取り入れられているほか、グルメやグッズなどさまざまな商品が販売されています。
なかでも麺にサボテンを練り込んだラーメンや、さっぱりとした味わいのサボテンのアイスは、テレビや雑誌でも紹介されるなど人気の逸品なので、ぜひお試しください。
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まとめ
今回は愛知県春日井市でマイホームの購入を検討されている方に向けて、春日井市が「サボテンのまち」と呼ばれる理由や歴史についてご紹介いたしました。
見て楽しい、食べて美味しいところがサボテンの魅力なので、まずは春日井市の街並みを散策しながら、サボテン観賞やさまざまなグルメをお楽しみください。
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