建物は年月とともに老朽化はしていきます。が、壊れるか壊れないかと言われれば未曽有の地震を除いて壊れることは無いと思います。また建物というより地盤にも大きく影響されます。耐震基準は等級3が一番良く最近では法律に基づいて評価を受けた設計住宅性能評価書や長期優良住宅を取得した建物も増えてきました。第三者機関が評価しているので安心という点の他、火災保険も少し安くなるので評価書は無いよりあった方がいいですね。
でも無い建物は駄目かというと必ずしもそうではありません。建築会社の技術力も上がってきていますし、独自技術を盛り込んだ建物も多く存在しており評価を受ければ耐震等級2以上の強度のある建物になっているという物件も多いのです。ちなみに耐震等級1は震度7の地震でも倒壊しないことになっています。
ではなぜ性能評価書を取得しないのか?取得するにも費用がかかります。当然その費用は建物価格に反映されます。パワービルダーと呼ばれる建売業者には良くある話で敢えて評価書を取得しないケースが多々あります。とはいえ建物を長く健全な状態を維持させていく為には買っておしまいではなく定期的なメンテナンスが必要なのでしょうね。地震で建物の倒壊が心配な方には特に新築の物件をおすすめ致します。