近年、テレビや新聞などで「エネファーム」という言葉を見聞きする機会が増えたなと思う方もいらっしゃるでしょう。
環境に配慮した家づくりのニーズが高まっている今、自治体によってはエネファームに関する補助や助成を行なうところも増えてきました。
今回は、エネファームの内容および名古屋市が行なう補助金制度についてご紹介します。
エネファームの補助金①:エネファームとは
エネファームとは、「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」のことを言います。
家庭用燃料電池に、総合エネルギー効率の向上を見込める「コージェネレーション」を組み合わせたもので、環境にやさしいエネルギーとして注目されているのです。
その原理は水素と酸素の化学反応を利用していることにあり、石油や天然ガスといった一次エネルギーの使用量を、年間で約23%も削減できます。
エネファームの補助金②:名古屋市の補助事業
名古屋市では、「名古屋市家庭用燃料電池システム(エネファーム)設置費補助事業」を実施しています。
補助金の対象として指定されている未使用の燃料電池システムを、市内の住宅に設置する際に1台あたり3万円の補助金が支給されるのです。
補助対象システムや補助対象者の詳細は、名古屋市のホームページに掲載されているので、ぜひ確認してみてくださいね。
※2018年度の受付は終了していますので、2019年度の受付開始までしばらくお待ちください。
エネファームの補助金③:申請時の注意点
効率的で新しい発電システム「エネファーム」を設置したい際に嬉しい補助金事業ですが、申請時にはいくつかの注意点があります。
まず、補助金を受ける際には交付決定後に補助対象システムの設置工事に着工しなくてはなりません。
対象のシステムが設置されている新築住宅を購入する際は、交付の決定後に物件の引き渡しを行なう必要があります。
また、指定期間内に設置工事が完了することや、期日までに実績報告書を提出することも忘れないようにしましょう。
そのほか補助申請者は、工事の請負と売買契約の契約者名・設置費用の領収書の宛名の全てが同一人物であることも条件になるので、注意してくださいね。
まとめ
いかがでしょうか。
住む方だけでなく環境にもやさしい住宅を実現してくれるエネファームは、これからの時代の住まいに欠かせない住宅設備となるでしょう。
設置にかかる費用も自治体が一部を補助してくれるので、設置の際の負担を軽減できますね。
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