「団信」は団体信用生命保険の通称で、住宅ローン借り入れ時に加入が必要となります。
万が一の際に、残された家族を守ってくれる生命保険の一種なので、詳細をよく把握してライフスタイルに沿った内容にしておくとよいでしょう。
団信とがん特約について解説しますので、住宅ローンの借り入れを検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
住宅ローン借り入れに必要な団信とは?
団信とは住宅ローン専用の生命保険で、契約者が死亡や高度障害になるとローン残高を肩代わりしてくれます。
通常の生命保険と異なり、保険料を別途支払う必要はなく、住宅ローンの支払いに含まれていることが多く、保険金の受取人も金融機関であるケースが一般的です。
一方でフラット35は、団信加入は任意です。
加入しない場合は住宅ローン金利が0.28%マイナスになります。
金融機関によって、団信保険の扱いは変わりますので内訳はしっかり確認しましょう。
なんとなく加入すると、何に対していくら支払っているのかあいまいになるかもしれません。
マイホーム購入は大きな借金を背負うタイミングでもあるので、保障を含めた資金計画は重要で、団信は生活を守るための大きな保険となるでしょう。
住宅ローンの保障にある団信のがん特約
団信には種類があり、主に、3大疾病や8大疾病の特約をオプションで付随させられます。
死亡と高度障害に対する保障内容に加えて、3大疾病または8大疾病を保障する団信です。
保険料の負担はローン契約者で、住宅ローンの金利に上乗せされて支払いをします。
どちらの特約もがんになった際の保障を受けられますが、内容が異なるので以下でみていきましょう。
▼3大疾病特約
日本人の死亡原因の多くを占める3大疾病の「がん」「脳卒中」「急性心筋梗塞」にかかった際の保障を受けられます。
金融機関や保険会社によって保険料の上乗せ幅は異なりますが、0.1%~0.3%程度になるケースが多いようです。
▼8大疾病特約
3大疾病に加えて下記の5つの病気になった際の保障を受けられます。
・高血圧性疾患
・糖尿病
・慢性腎不全
・肝硬変
・慢性膵炎
住宅ローンの金利に上乗せされる保険料は、年0.3%程度が一般的なようです。
まとめ
団信は住宅ローン専用の生命保険で、契約者に万が一のことが起こった際に残された家族を経済的に守ってくれます。
基本的な保障対象は死亡と高度障害ですが、がん特約などもあるので、ライフスタイルに合わせて選択するとよいでしょう。
すでに入っている保険と照らし合わせて、過不足のない保険に加入し、生活の保障を考えてくださいね。
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